蓮見 さん ≫≫ 群馬大学 合格/ 農二卒

現役時、センター5-6 47%
一年後 センター5-6 71%。群馬大学 合格!

蓮見 さん ≫≫ 群馬大学 合格/ 農二卒


12月28日。

センターまであと3週間。蓮見は先の見えない中でもがいていた。「昨年在籍していた金井OBが本日来てくれます。チューターシフトとして入るので、質問・相談したい生徒はリストに名前を書いて下さい。」蓮見は今まで医学科チューターへの相談を一度も自分からしたことはない。〝医学科チューター・・・“ 勉強が出来すぎて自分なんかが質問するのは・・と気持ちがひけていたのだが、「OBなら相談しやすいかも。」と直感し、リストに名前を記入した。

 「こんにちは。初めまして。OBの金井と言います。」・・・蓮見は今まで悩んできた事を順に話し始めた・・・「頑張ってるのにな。不安だよな。」そう言われた瞬間、蓮見は涙が押さえきれなくなった。「たぶん金井OBもびっくりしたと思います(笑)でも、自分が頑張ってきたことを認めてもらえて、それだけでなぜだか涙が出てしまいました。国公立に点数的に遠い事・残り3週間でこのまま演習を続けるだけでいいのか?そんな不安をなぜだか素直に話せて、そして各教科ごとに何をするべきかの方針を頂けました!

後になって金井OBが医学科だと知り(笑)、また金井さんも浪人中に校舎のチューターに沢山質問相談していたと聞き、もっと早くチューターに相談していればと後悔しました。」

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蓮見は小学5年から教員になる事を夢見てきた。だが高校入試では公立は不合格。農二に進学するも勉強に身が入らず、理系クラスの中では下位に甘んじていた。高3時代の模試は5教科で40%台。本番も47%だった。この時点で浪人を覚悟し、ダメもとで群馬大学を受験し不合格になっていた。

映像授業に対しては良い印象を持っていなかった。「映像で大丈夫なのか?寝てしまうのでは?」と考えていた。河合塾と駿台を見学したが、文理の変更可能性が決めてとなり東進への入学を決めた。

4月。蓮見は校長と相談していた。入塾手続きの時点では保留になっていた文理方針だ。

「センターで20%以上 上げるには勉強時間・方法だけでなく、科目戦略も重要だ。苦手な理科を基礎へ変更し、8月までは主要教科に集中して学習しよう!」3月に決めきれなかった方針が東進では時間をかけて決められた。

7月から開始した暗記ペア。緊張感のある口頭テストによって蓮見は今まで徹底できていなかった英単語暗記もかなり進めることができた。

8月マーク模試。この結果によって三者面談が行われ、場合によっては志望校の変更などが伝えられる。蓮見はこの模試にて、学習してきた英数国の点数を上げて見せた。「今回成績が上昇したことで、ぎりぎり国公立が見えます。社会や理科を開始しましょう。」三者面談でGOサインが出たことで、地理・現社・理科基礎の講座を開始した。地理は初めて学習したが、とても楽しい授業だった。地理の理屈を知ること、暗記一辺倒ではなく、理屈で思考していくという勉強会の方針も、とても楽しいものだった。

10月のマークでは伸び悩み、受験校プラン作成では滑り止め校の検討や、センターで伸びなかった時のシナリオまで考えるので暗い気持ちになった。

12月最終プレでは自己ベスト。でも、まだ群馬大まであと60点以上不足していた。「あと3週間で70点UPは無理・・」そう悩んでいた時のOB来校のアナウンスだった。 

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金井OBとの相談後、蓮見は出された指示の学習をやれるだけやった。

センター前日も最後まで教室で勉強した。それでも、やりきった充実感は持てなかった。全てが終わらなかったし、自信を持てる教科もなかった。不安な気持ちで蓮見は涙が止まらなかった。深夜になり、ようやく落ち着く。何かが整理されたわけではない。でも泣き疲れて、寝ることはできた。

センター二日目の夜。東進サイトにて入力自己採点を行う。5-6で71%!!自分の点数が信じられず、何度も確かめた。予想以上に取れたことで上位の大学も検討したが、倍率観察の末、予定どおり群馬大学に出願した。小論文は過去問を何度もスタッフに添削してもらい、本番も練習通りに書くことができた。

3月8日。兄と二人で群大発表のHPを前にしてPCの更新ボタンを押しまくっていた。番号を見つけた二人は歓喜に沸いた。今までお世話になった先生方にもようやく本命合格を報告することができた。先生への道を切り開いたのであった。

何かに全力で取り組むこと。最後まで不安と闘うこと。

近い将来、蓮見が子供たちにその経験を語り、寄り添う日が訪れるだろう。―完―

<校長より>

意外と思われるかもしれませんが、OBOGやチューター達の力はしばしば講師陣・スタッフを上回ります。東進の映像講師はトップクラスですが、それゆえに生徒の思考レベルとはかけ離れた見本のようにも映ります。「講義を受けたけど、演習を重ねたけど、停滞してしまう経験・気持ちの持ち方。」これらを一番共感できるのは彼らなのです。前橋表町校ではチューターが多数在籍していますので勇気を持って相談をしてください。

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