工藤さん ≫≫群馬大学 進学

現役時、センター5教科で49%
1年後、センター5教科で73%!

工藤さん≫≫群馬大学 進学 / 前橋育英卒


工藤は公立高校入試が不合格になり、前橋育英に進学した。入学当初の成績は学年で上位にいたが、時間が経つにつれて苦手教科が増えていき、だんだんと順位は下降していった。

定期テストに向けては塾に通ってコツコツ学習していたが、大学入試では全く通用しなかった。センター本番は直前の模試より点数が落ち、5教科トータルで49%。一般で受験した私大は2連敗をして、浪人を考えた。

すぐにHPで東進前橋表町校を見つけ資料請求をした。この時点で“地元・拘束制度”の点で最有力候補とした。東進の説明会に参加。映像授業の体験がわかりやすく、「ここで良いのではないか」とすぐに入塾を決意した。

入塾にあたり、志望校の再検討をした。現役時は理系型で学習したが、時間を費やしたにもかかわらず理系教科の伸び悩みを経験したからだ。そこで今年は文系の6-7型で学習を進める事にした。日本史をゼロから学習することにした。

4月10日。拘束制度がスタート。やってみるとこの生活にすぐに慣れ、また映像で学習する新鮮さもあり、つらいという感情は全くなく、集中して過ごすことができた。

春に数学の二次関数の勉強会がおこなわれた。工藤はこの勉強会で二次関数の最大最小や解の配置問題を攻略し、現役時代にはない伸びを実感した。4月マークではセンター+60点。6月マークではさらに+20点。各教科勉強会で指示された方法で学習をトライしていった。

8月マークでもさらに+20点ほど伸ばしたが、工藤はそれを上昇ととらえないようにしていた。もっと急上昇したかった。「私は本番でやらかすタイプ。センター本番では普段より点数が落ちるハズだから、志望校のボーダをはるかに超えるまでは絶対に安心しない」という姿勢で学習をつづけた。秋の時点で英語は150点台まで上昇。勉強会で指示された通り勉強してきたが、なかなかこれより点数を伸ばすことができなかった。10月ころは各教科で壁にあたり、その状況がだんだん工藤の心にダメージを与えていった。12月の模試でも状況が変わらなかった事で、工藤はこれまで避けていた学習法をと入れる事にした。東進の安河内先生が監修した英語の学習法の漫画を手にとった。構文より、音読による直読直解を重視して学習する事にした。最後の3週間はこの方法を信じて音読し、ビンテージも5周させて本番に臨んだ。

センター前日ガイダンス。このガイダンスで工藤は覚悟を決めた。「試験開始直前までインプットを続けよう。」と。前日も1日目の夜も、手薄だった物理基礎の学習を全力でやった。翌日の自己採点。英語国語の手ごたえは微妙だったが、採点してみるとどちらも高得点だった。英語はベストの171点。(現役比87点UP)150の壁を破って見せたのだ。トータルでは現役時より233点伸ばす事ができたのだ!
これにより、目標にしていた茨城大・群馬大が後期でも合格確実な判定が出されたのだった。もともと地元の群馬県か父の単身赴任先の茨城県のなかで受験校を検討したいたので、ダメ元で前期は筑波大に出願した。今迄はセンターの為に基礎学習を中心にしてきたので2次の学習は大変ではあったが、とても楽しい学習に感じた。

前期の試験日。やはり4週間の学習では筑波の対策は間に合わなかった。手が出ない問題がいくつもあった。だが、工藤の中ではこれは十分に想定していたことであった。チャレンジできたことに満足していた。

前期試験後、工藤はすぐに群大の小論文対策を行った。過去問を何問の書き上げ、スタッフに添削してもらい試験に臨む。後期試験当日。群大の試験は問題文の解釈で大いに悩んだ。要約でかくべきか自分の意見を書くべきか。要約ベースで書き上げたものの、発表までは不安な気持ちであった。

3月21日。リビングにて合格発表をみる。

母と兄に一斉に祝福され、工藤のチャレンジは完結した。 

<工藤さんから後輩へ>
拘束制度のなかで自己流だけで勉強をするだけでは伸びないと思います。まずは勉強会や面談の中で指示された方法で学習をしてみてください。私の場合はその方法であるところまで成績が伸びました。ただそれ以上に点数をあげるために、なんとかしようと工夫を続けました。常に勉強法のアンテナを張る必要があると思います。私の場合は東進の講師を信じる事でした。東進講師の勉強法マンガはかなりお薦めです。

<担任より>
工藤さんは毎回模試で上昇を続けていても、模試でA判定をとっても一切気を緩める事がありませんでした。むしろ、「何でもっと高得点がだせないのだろう」と悩むシーンがたびたびありました。現役時のセンターの失敗を計算に入れ、A判定よりもさらに上を目指しつづけた事が、結果的には大幅上昇を成し遂げたのだと思います。センター当日まで学習し続けた執念も本当に立派でした。1年間お疲れさまでした。

トップへ戻る