金井 君 ≫≫ 滋賀医科大学 医学科/ 太田高校卒(2016年)


現役時、センター5-7で66%、
1年後センター79%、2年後センター88%。

金井 君 ≫≫ 滋賀医科大学 医学科/ 太田高校卒(2016年)

 

医学科志望の際に東進か駿台(市ヶ谷)か?

 駿台か東進かー。

 1浪後の3月、金井は田中校長と受付で相談していた。

 校長:「金井君の人生の決断において、当校で2浪目も過ごすことが最善かどうか一緒に考えました。駿台市ヶ谷は医学科志望者が最も集まる校舎です。当然、沢山の強みがある。金井君の弱点を埋めるにはどちらの予備校に行くべきかを一個人として助言しました。経営者としての計算無しに。」

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 金井は現役時、太田高校の理系クラスに於いて、真ん中より下の順位にいた。センター模試では5-7で50%台。自己ベストが出た本番でも66%だった。東進の在宅コースで学習していたので、引き続き東進の授業で学びたいと考え、前橋三河校へ入学した。この頃は、旧帝の理学部か医学科かは決めかねていたが、どちらも成績的には程遠かった。受講だけでなく、青木チューターや冨永チューターへ質問を繰り返し、数学、物理、化学においてはどんどん成績が上昇していった。 

 

 もちろん、文系教科をおろそかにした訳ではない。現代文は林先生の授業を、古文漢文 倫理政治経済も学習をしていった。

 

 1浪目のセンター本番。理系教科は軒並み90%を超えたが、文系教科は70%付近の得点。5-7で79%だった。ダメ元で医学科に出願するか、旧帝理工学部に出願するか。前者なら二浪を覚悟しなければならない。ただ、この1年で13%(5-7)上げた成果を振り返って、「今、医学科をあきらめるのはもったいない。もう1年やれば5-7で90%付近まで伸ばせるはず。」と前期後期とも医学科を出願。そのまま不合格で入試を終えたのだった。

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 金井が駿台と河合塾を見学してきた内容はこうだ。
「駿台も河合も理系教科二次重視のカリキュラムでした。社会は週1コマ。国語は週5コマ。1浪目で理系教科はある程度仕上がってきた自分が、そのカリキュラムで過ごしたら、1年後、また文系教科で失敗する気がしました。東進なら14講座の内訳を自由に決められる。2年目は講座を文系教科中心で使い、倫理政経を地理に変更することも可能。前橋表町校で推奨している 現代文の学習法・古文の品詞分解・地理の思考回路など、まだ自分には東進でやり残した勉強(伸びる可能性)があると感じ2年目も東進に通う事を決めました。」

 

 2年目の4月。

 

 金井以外のすべての生徒が入れ替わった2年目の生活が始まった。偶然2浪生の生徒達と友人になれたので、孤立せずに1年間を過ごすことができた。

 

 「解法に頼るな。本文と向き合え!」「古文の本文は品詞分解して読解をしろ。なんとなくで解くな!」「地理は地誌暗記で解くのではない。△ピラミッドで思考して解け。解答をやみくもに暗記しても90%は見えないぞ。」1年目は理系質問が多かったが、2年目は文系教科の質問もチューター達へ何度も繰り返した。

 

 一年目に得点を伸ばせた物理・数学も、真似(覚えて)して解ける→原理原則から説明できる状態を目指して学習した。そうしたことにより更に磨きがかかった。

 

 8月マークにて、数学がまさかの低得点だった。

 

 進学校では、「数学は二次記述でしっかり学習するべき。センター演習は直前だけやれば良い。」という考え方が根強い。金井も同様に考えで、数学のセンター演習を敬遠してきたのだ。校長・副校長は三者面談にてこの金井の考え方を改めさせた。「浪人生は直前期だけのセンター演習でスピード解消は難しい。今からセンター大量演習をするべき。スピードアップのプロセス構築も思考力だよ。邪道数学では無い。」納得した金井は10月に大量のセンター数学演習を行った。11月のマーク模試。演習の成果が出て5-7において素点で85%を出すことに成功。数学のスピード不足も大澤副校長の指示のもとに演習を重ねた結果、時間が余るようになってきた。センタープレでは素点で89%。機は熟した。 

 

 センター本番。理系教科はもとより、文系教科も大幅に伸ばすことができた。国語に至っては90%を超えた。これで、医学科を出願することは決定。第一志望の滋賀医科にするか群大にするか。滋賀医科はセンターでもボーダーが高く、二次の問題も群馬より難問が並ぶ。チューター達は「今の金井君ならどちらも受かる。行きたい方を受けろ!」というアドバイスが決め手になり、出願を決めた。質問対応を通して金井の実力を一番わかっているチューター達のアドバイスは的確だった。

 

 3月10日。インターネットで合格を知る。 

 

 人生で一番うれしい日となった。上昇した模試成績でも反応の薄かった(意図的に)親が、満面の笑みで褒めてくれた。高校の先生方へ報告した際も、この2年間の学習量を褒めてもらえた。自分でもこの2年間ストイックに過ごせた事が今後の人生の自信になった。合格後、チューターと食事に出かけこの2年間を振り返った。これからの6年間について楽しく相談できた瞬間だった。 ―完―

 

<校長より>

「2年かかったが体験記を作りたい。」そう思わせてくれる軌跡でした。66%から88%へ。この22%upに数々の指導とトライがありました。拘束制度で学習すれば、有名講師の授業を受ければ 自動的に成績が上がるわけではありません。センターで90%を目指すには、各教科の本質に迫る学習が必要です。それには大変な時間と根気を必要とします。金井君は概念を理解する・思考する・書いて覚える・センター演習をする。その全てをやり切りました。チューター達と二人三脚で勝ち取った合格でした。本当に2年間お疲れ様でした。