大泉 君 ≫≫上智大学 合格 / 新島学園卒(2016年)


現役時 E判定
1年後、第一志望 上智大学 合格!

大泉 君 ≫≫上智大学 合格 / 新島学園卒(2016年)

 

 4月中旬- 

 大泉は前橋表町校の受付で頭を抱えてうずくまっていた。これまでの数学の勉強が全否定され、途方に暮れていた。「俺は今まで何て無駄なことをしてしまったのだ。全てやり直しじゃないか!」10秒以上動けなかったー

 

 大泉は高1から他の東進衛星予備校に通っていた。受講して確認テストを通す。あまり深く考えず、それを3年間やり続けていた。それが受験勉強のやり方として正しいと思っていた。表町校に入学して 新しい授業を受講し始めたものの、何か昨年と同じ(伸びない)になる気がした。数学の勉強会の前だったが、校長に勉強法を相談してみた。

 

 「今 受講している〝ぐんぐん数学のテキストとノート“を持ってきて。」校長がノートをバンバンめくり、時にその数式を眺め、いくつか大泉に質問をした。

 

 「この姿勢で漫然と受講しても全く伸びないぞ。数学の学習は、予習時に○○して、復習時に▽▽をする。それをしない限り、どの講師の授業を受けても身に付かない。君の学習法は伸びる要素が全くない。このノートがそれを物語ってる。」

 

 -うずくまった大泉だったが、受付で聞いた学習法は非常に納得の行く方法論だった。後日の勉強会でさらに詳しく説明をされ、大泉はすぐにその学習法に変更した。模試後に行われる失点分析面談においても、大泉の問題冊子の痕跡を見て、「君は空間ベクトルの基本的姿勢が違う。座標に頼るな。」「場合の数が弱いのは、計算式の再現力が無いのが原因。しばらくは再現図を書いて式を実感しろ」と副校長・校長・チューターに何度も指導された。

 

 英語については幼少期から英会話を学んできたことにより、易しめな文章を読解・会話することには慣れていたが、上智のような難関大の英文には全く歯が立たなかった。表町校では夏までは5文型による精読が主体となる。英語は直読直解の積み重ねで向上すると思っていたが、こういった学習法があることを全く知らなかった。ただ、難関大英文読解の講座は復習法が難しくスタッフに相談したところ、目次的な復習+体系的理解 を提示され、これを実行したのが転機になった。その後もチューターに品詞の重要性を叩き込まれ、大泉の英語力は受験英語にフィットしたものになっていった。数学とは対照的に、早い段階から読解力の向上を感じていた。もちろん、英語は武器になっていった。

 

 順調に学習していたころ、大きな試練が訪れた。

 

 食あたりになり、夜中に日赤病院に駆け込んだ。41℃の高熱が出て点滴を受けることに。強い薬で胃腸がボロボロになった。2週間は全く勉強できず、腹痛自体は1か月続いた。なんとか治し、勉強を再開したものの、忘却が進んでいたこと・遅れたこと・焦り から今度は耳鳴りが起こるようになっていた。これだけ長期間体調不良になった息子を見て、母親は “今年の入試はもうダメだ”と覚悟した。

 

 それ以降、食事は全て母親が管理をした。鍋中心のメニューにして支えてくれた。

 

弱点だった数学は学習法を改善しつつも、なかなか模試の結果には現れなかった。12月になっても模試や過去問においては数学が足を引っ張る状態だった。1月に入りようやく上向いてきた。成果を感じたのは 法政大学の試験中 だった。

 

 「数学が解ける!」

 

 数学の満点近い手ごたえだった。続く 明治も数学が一番解けた。第一志望の上智においても数学が一番の手ごたえを感じることができた。

 

 中央の試験日当日。 明治と上智大学の発表の日になっていた。「落ちていてもがっかりするな、俺はここまでやった、胸はって他の大学に行こうじゃないか」と思いながら発表を見た。

 

 試験の休み時間に上智の合格を知り、帰宅の途に就いた。うれしい気持ちで一杯だったが、その日は疲れて寝てしまった。後日、大泉の自宅には何冊もの合格通知が届いた。昨年は1通も見たことのない合格通知が今年は山積みになった。それを見た時に涙がこぼれた。―完―

 

<本人から>

「数学についてはこの1年間で取り組んだ事が、ようやく実を結びました。結果的には一番伸びた教科でした。あと1か月入試が早かったら合格できなかったと思います。また、上智大学の英語の講義において、5文型英語は今でも役に立っています。上智には直読派の友人も多いですが、彼らはRWで苦労しています。 自分は浪人生の内に5文型の学習を経験できたので本当に良かったです。そういった技術的な指導、またガイダンスを通して不安な心の整理など、沢山の事が学べて本当にこの校舎を選んでよかったです。合格体験記に選ばれるのは光栄です。」