吉田 君 ≫≫ 群馬大学(医学科)進学/ 前橋高校卒(2014年)


現役時、センター74%、
1年後、86%で群大医学科合格!

吉田 君 ≫≫ 群馬大学(医学科)進学/ 前橋高校卒(2014年)

 

「お前は二浪しても国立医学科には受からない」

 吉田が高校の先生に言われた言葉だ。非情な言葉であるが、あながち間違いでは無かった。

 

 吉田は父の影響で幼い頃から医師になりたいと考えていた。高校入学直後の試験ではぎりぎり100番以内にいたが、1年生終盤には200番付近まで落ちていた。二年生の後半に一念発起して勉強を開始。多少順位は上がったが、3年生の夏には勉強に行き詰まりを感じていた。秋・冬の模試は5-7科目で70%前後しか取れなかった。もはや医学科どころではなかった。11月末からのセンター形式の大量演習にてセンター試験本番は74%(自己ベスト)まで伸ばせた。しかしこの時点で国立薬学部も全く勝負にならない状態だったので、浪人覚悟で前期は秋田(医)を受験した。後期は埼玉(理)を受験したが、それも不合格だった。 後期試験の結果が出る前に予備校選びを開始した。検討したのは大宮のSKY。しかし大宮に通う事・寮生活のどちらも気乗りしないし、両親も反対だった。インターネットで東進三河校のホームページを見つけ、小野池と比較した。ホームページを見て、拘束制度に惹かれた。この制度が自分には必要だと感じた。そして知り合いのS先輩が三河校で浪人生活を送ったと聞いていたので、S家に三河校や拘束制度の部分を質問した。S家の勧めもあり、説明会に参加することにした。説明会にて拘束制度の必要性を聞いたときに「良く考えられた仕組みだな」と実感し、すぐに入会手続きを取った。

 

 入塾直後の4月のマーク模試。ほぼセンターと同じ結果だった。

 

 吉田は順調に講座を受講していったが、物理で問題が起きた。講義の問題レベルにだんだんついていけなくなっていったのだ。講義を聞けば理解できるが、予習の段階で歯が立たなくなっていたのだ。しかし、受講ペースを気にするあまり吉田はそのままセミナー物理を並行しながら受講を進めていった。6月の模試・そして8月の模試。ともに物理は伸び悩んだ。

 模試直後の副校長との面談。「物理については既習分野と未習分野の得点率が変わっていないぞ。チューターを交えて相談しよう。」8月でも同じことが続いたので、吉田は思い切って物理の受講を停止した。勇気の要る決断だった。チューターに頻繁に相談し、三河校の参考書コーナーから「物理のエッセンス」と「良問の風」(基礎的な参考書)を見つけて電磁気の分野を基礎からやり直した。一通り基礎学習した後、講座に戻ることにした。すると講義問題を予習で解ける個所が出てきたのだ!感激だった。そこから受講を再開した吉田はどんどん物理が得意になっていった。そして11月の難関記述模試。物理97点/(100点配点)を叩き出した。

 また、センター数学についてはスピード不足に悩まされた。大澤副校長に相談したところ、いくつかの指示が出て、〝ラップ作戦″を実行した。それも非常に効果的だった。11月の河合マークで素点トータル78%。他社模試では大幅換算になるので初めてE判定を脱出できた。12月の代ゼミセンタープレでは素点でトータル86%。めちゃくちゃ嬉しかった。そこからセンター本番までは、スピード養成に力を入れて学習した。

 

センター初日。古文で引っかかり、小説が終わらなかった。頭が真っ白になった。取り返そうと気負った英語もダメな感覚だった。その日は家のコタツにこもっていろいろ考えた。

 

「この一年でやってきたこと。停滞したり、伸びたり、毎日9.5時間以上勉強した日々。明日逆転できるのか?計算してもわからない。とにかく寝よう。とにかく二日目に行こう。」そんな気持ちで家を出発した。二日目の吉田は、高得点を連発した。結果的には5-7で86%を出せたのだ! 難化した平均点やリサーチを見て、勝負できることを確認。前期試験に向けて前向きに勉強できた。群大の理科は予想通り難化していたが、ある程度解答できた。

 

 運命の3月8日。

 

 母を別室に待機させて合格掲示を見る・・・自分の番号があった!合格を伝えると母の眼には涙があった。すぐに父に知らせ、親族までにその情報は広まった・・・

 そしてついに高校の先生へ報告する時が来た。先生は相当な驚きだった。「伸びていると聞いていたが、まさか1年で医学科へ受かるとは・・・頑張ったな!」

――吉田の中の何かが癒えた瞬間だった。 ―完―

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<大澤副校長より>

「高校の先生の言葉はある意味現実だと思います。一般的な予備校では70%付近の状態から医学科へ合格するのは2年かかります。(1年目で80%ぐらいまで上がり、2年目で80%後半へ)いや、前高生であってもそこまで辿り着けない生徒の方が多いです。1年で86%まで上げ二次を突破した姿は先生にとって奇跡に見えたと思います。①思い切って受講を停止して基礎をやり直したこと②9.5時間の学習をやり通したこと が勝因だったと思います。それにしても、あの面談中の失点分析で物理の異変を指摘しておいて本当に良かったです。」